Bubble Grunge(バブル・グランジ)/Grunge Pop(グランジ・ポップ)とは – 音楽用語
意味
同義語:Bubblegum Grunge、Bubble Grunge、Grunge Pop
Bubble Grunge(バブル・グランジ)とは90年代半ばに生まれた、オルタナ/グランジをよりポップにした音楽ジャンル。Grunge Pop(グランジ・ポップ)と呼ばれていたものと本質的に同じ。
(Bubbleの語は『Bubblegum Pop:明るいサウンドのティーンエイジャー向けポップ・ミュージック』から来ている)
Weezer(ウィーザー)に代表されるオルタナ/グランジ色を持った90年代Power Pop(パワー・ポップ)と重なる部分があり、由来は異なるもののサウンド的に明確な区別がある訳ではないため、Spotifyプレイリスト等においてもまとめてコンパイルされている。
Weezer – Buddy Holly [1994]米 LA
代表的なバンドとしてThe Lemonheads(レモンヘッズ)、Collective Soul(コレクティヴ・ソウル)、Bush(ブッシュ)、Third Eye Blind(サード・アイ・ブラインド)、Matchbox Twenty(マッチボックス・トゥエンティ)などが挙げられる。
グランジ・アンセム
代表曲・関連曲
Teenage Fanclub – God Knows It’s True [1990]
Lemonheads – Mrs Robinson [1992]
Collective Soul – Shine [1994]
Veruca Salt – Volcano Girls(気まぐれヴォルケーノ・ガール)[1996]
Bush – Swallowed [1996]
Third Eye Blind – Semi-Charmed Life [1997]
近年の曲
Dinosaur Pile-Up – Peninsula [2013]英
Cancers – Moral Net [2014]加
Charly Bliss – Westermarck [2017]米
TAPE TOY – Naive [2018]蘭
バブル・グランジの流行に関するオランダ公共放送 3FM と 英国BBC Radio 1 ヒュー・スティーブンスの電話対談
Lauran Hibberd – Old Nudes [2020.4]英
beabadoobee – Talk [2022]英
Slow Pulp – Cramps [2023]米
邦楽ロックにおける代表曲
2000年代 和製グランジ・ポップの名作。
木村カエラ – リルラ リルハ [2005]